メソロギア1月新カードリリース&バランス調整
こんにちは、メソロギア調整班です。
カードのバランス調整及び新カードのリリースが遅れてしまい申し訳ございません。
また、新種族については本来12/1を予定しておりましたがこちらも大幅に実装が遅れてしまいお詫び申し上げます。
今回のアップデートでは
12月環境を見てのバランス調整と新カードの追加の両方を実施します!
調整では前回上方修正したドロー系チャージャーに下方を入れ、あまりメタカードとして機能していなかったヴァイオレットや極めし者を砕くものといったカードのスタッツの最適化を行っています。新カードの追加は新種族を含めた新カード全14種類を追加します。追加パックはCになっています。
◆◆◆バランス調整◆◆◆
今回の調整ラインナップはこちら
・魔道士・リサ、道具屋・シャル、森の少女、マッドサイエンティストちゃん、→0/7
・エターナルカイザー→20/5
・監視する目玉→12/18 破壊無効
・魔封のヴァイオレット→10/8
・極めし者を砕く者→10/8
・クレイジーウィザード→8/8
・ドラゴンブレイカー→12/9
・サイクロンブレイド
→[s]相手の戦場のカードの方がパワーが高ければ、戦場のお互いのカードを手札に戻し、相手の手札を1枚選び、持ち主の山札の1番下に置き、竜巻天候にする。
順を追って説明するため個別の調整理由はいくつか下になります。
◇◇◇現在の環境◇◇◇
今環境はアリシアデッキの台頭が顕著でした。
前回ドローカードのチャージ量を底上げしたことによって必要なSP量が容易に足りるようになってしまったためにあまり読み合いを行わずとも簡単に勝てるデッキになってしまいました。
無言の支配者やロイヤルサーヴァント、ラファエルといった相手の手札時効果、攻撃成功時効果、召喚時効果を阻害するカードが活躍した環境で、対策をするために、カオスシルヴァーや監視する目玉といった強力なメタカードで更に対抗する大メタ環境でした。
その影響力は大きく、アリシアやアリシアを対策したデッキが無言の支配者を使うことが多いため、赤十字や魔法剣士、悪魔といった手札発動を軸にして戦う種族がその余波で使いづらくなっていました。
赤十字や魔法剣士、悪魔といったデッキも全て過去に猛威を振るったことがある強力なデッキですが構築時点での制限がきつく相手には対策されるけれどこちらはメタカードを積むことができないといった状況が生まれており、構築の自由度による選択肢の多さの優劣が如実にあらわれた環境でした。
◇◇◇今回の調整方針◇◇◇
前回の調整で
・下方ではなく上方主体の調整
・新しい経験の追加
を調整班の課題として調整していく方針を打ち出し、ドローチャージャーを強化する思い切った采配をしましたが、
今回それは少しやりすぎだったのではないかということで0/6→0/8にしたものを0/8→0/7にサイズダウンします。
当初調整はナーフを行わずメタカードを上方修正することでアリシアレウィンに対抗できるようにしようという方針で
極力ナーフを入れないようにしようと苦心しましたが、
どう上方修正をしようとパワーカードを刷らなければアリシア系デッキの1強状態であることはかわりなく目玉といった強力なメタカードを上方修正したとしても果たしてそれでアリシア系デッキの勝率や使用率が適正な値になるのだろうかと不安定な調整になってしまう為、大事をとってドローチャージャーに手を加えることにしました。
1度上方修正したものに再度調整を入れることをお許しください。
アリシアやレウィンに手を加えることも検討しましたが、
アリシアで2tメタチャージャーが戻らないようにすると20コストまで引き上げる必要が出るため、アリシアの持ち味を完全に失ってしまうためアリシアの調整は控えることにしました。
レウィンについては本来手札の数が多くなければメリットを発揮しないはずのカードが初期手札枚数4の状態で8+16点を出せてしまうことに問題を感じますが、今回は新カードの追加もあるため次環境でも暴れるようであれば下方修正をする可能性があるということで今回は調整を行いませんでした。
新カードの動向を見守る必要があるのでドローソースを下方することが今回は最善の選択肢だと考えました。
どうぞご容赦ください。
◇◇◇個別の調整意図◇◇◇
・魔道士・リサ、道具屋・シャル、森の少女、マッドサイエンティストちゃん 0/8→0/7
前回調整で0/6→0/8にすることで新しい体験が生まれたとは感じましたが、少しやりすぎました。
1ドローと2ドローの価値の差を重く見てシャルのみ0/8のまま残す案もありましたが、その場合同ターン数でワルキューレの起動ができてしまうためシャルも0/7に下方する運びになりました。
手札の枚数が極端に増えすぎる環境ではランダム効果の確率が減って選択効果がより強くなり、ロック系のデッキが本来のパワーを発揮できない状況が増えます。
そういった選択とランダムの強さの差を広げすぎないためにもドローソースは適切なバランスに保つ必要があります。
・エターナルカイザー 18/5→20/5
元々2回のチャージ+αといったバランスで作られていたカードなので森の少女がバフされた分のコストを上昇させることで以前と同様の適切なバランスを保ちます。
あまりエターナルカイザーが活躍しすぎるとプレイングで解決されないゲームになってしまう為、調整班としてはこのデッキの勝率が平均以上になってしまうことは避けるべきだと考えています。
・監視する目玉→16/18→12/18 破壊無効
ドローソースが豊富なデッキに対して監視する目玉を使って対策をしようと考えた時、相手側は初動からドローを豊富に使えるのに対して目玉を採用している側はドローカードで監視する目玉を引き込んだとしても自壊してしまうため積極的に引きにいくことができませんでした。そのため公平に引き込むことができるように破壊無効をつけました。またコストが重く効果発動までのターンが少し長いため、コストを12に下げることで使いやすくしました。
・魔封のヴァイオレット 12/9→10/8、極めし者を砕く者 12/9→10/8
どちらもコントロール対面で使われる想定のカードデザインですが12/9と9点アタッカーでした。
アタック9という数値はスタン系のデッキと当たった時に強いデザインですが本来効果を発揮して強く出たい対象であるはずのコントロールデッキへはコストが少々重くなってしまうという欠点がありました。
パワーが9であることよりも少しでもコストを低くして連投に必要なSPを確保しやすくしたり初手6チャージから繋げることができる幅が合ったほうが良いと考えたのでより意識したデッキに強く出られるように10/8に変更しました。
この変更によってレジェンダリーリーダーの圏内に入ることでより使いやすいカードデザインになります。
・クレイジーウィザード 6/6→8/8
6/6という数値だと使われる可能性がないためマジックジャックの互換カードに変更しました。
例としてアルフレッドとダークアサシンの関係と同様ですが、クレイジーウィザードは暗黒天候をとれない代わりに召喚時効果でSPを削減することができます。チャージャーのパワーが上がってきていることでSP削減カードの価値が相対的に低くなっているので使える範囲のカードに刷り直しました。
・ドラゴンブレイカー→12/9
ロストの上方修正の時に同様に上方されても良かったカードですがしばらく調整が止まっていました。
光明天候に近しいカードは遅延寄りの性能なことが多いですがこのカードは純粋に相手のLIFEを削り取るアタッカーです。
互換カードといっても完全に似通ったカードを刷るのはカードとしての個性を奪ってしまうので、召喚時に相手のカードを拘束する効果をつけるよりロストと変化を持たせるためにスタッツを1大きくする調整にしました。
・サイクロンブレイド
→[s]相手の戦場のカードの方がパワーが高ければ、戦場のお互いのカードを手札に戻し、相手の手札を1枚選び、持ち主の山札の1番下に置き、竜巻天候にする。
相手のパワーが高いと手札に戻ってくる攻撃成功時に手札に戻るカードと攻撃失敗時能力を合わせたようなカードでした。
シャドウスケルトンのほぼ完全な劣化カードと言っても差し支えない性能で相手のパワーが高いと攻撃が通らずに返ってくる自分自身にとっての得があまりないカードだったのでメリット効果を追加しました。
◆◆◆新カード追加◆◆◆
今回の追加カード14種類
チャージャー8種、アタッカー5種、ディフェンダー1種
◇◇◇今回の目玉!新種族「妖精」◇◇◇
妖精はチェインの発動を主としたテーマです。
チェインを軸にした新種族を作ろうという構想はあったものの実現してこなかったものを今回実装する運びになりました。
全6種類追加
チャージャー3種、アタッカー2種、ディフェンダー1種の内訳です。
以前チェインという効果を作り実装しましたが新しい効果はどのデッキでも使ってもらいたいため無種族を中心にした扱いやすい汎用的なカードにしようという意思があり、1つの種族としてチェインの効果を全面に押し出した種族を作るまで至っていませんでした。
妖精のコンセプトはチェインをすることでよりチェインが繋がりやすくなり、1つのチェインでは足りなかったデッキパワーを種族として統一することでより大きな力にするといったものです。
チェインをすることによってカードを手札に加えることができるのが妖精の特徴の1つです。
それと墓地のトップを調整することができるカードがいくつか追加されています。
いくつかの妖精チャージャーについている戦場発動で山札の1番下に戻る効果はその1つです。
アタッカーやディフェンダーを墓地のトップに留めたままチャージをすることが可能になりますが、逆に妖精のチャージャーが墓地に落ちないためチャージャーチェインの発動が少々しづらくなっています。
常に墓地のトップを意識する必要がありテクニカルで難しい種族ですが使いこなした時のパワーは強力です。
ちょっぴり残忍な面もありますが、神秘的で心躍るテーマデッキです。
◇◇◇妖精◇◇◇
妖精を率いるもの・ハーメルン
4/4チャージャー
【手札発動】自分がチェインを条件に持つ効果を発動した時、自分の山札からチェインを条件に持つカードランダム3枚から1枚選び、手札に加える。
妖精剣士・フェイ
8/8アタッカー
【召喚時発動】【チェイン:アタッカー】このカードは貫通を持つ。
【召喚時発動】【チェイン:チャージャー】自分の墓地からカードを1枚選び、手札に加え、快晴天候にする。
妖精魔導士・ニンフ
0/8チャージャー
【召喚時発動】【チェイン:妖精】自分の山札から妖精を1枚選び手札に加える。その後、手札を1枚選び破壊する。
【戦場発動】ターン終了時、これを山札の1番下に置く。
妖精狩人・ザントマン
10/8アタッカー
破壊無効
【手札発動】自分がチェインを条件に持つ効果を発動した時、このカードのコストを2減らす。
【召喚時発動】【チェイン:チェインを条件に持つ効果を持つ】自分のLIFEを3増やし、快晴天候にする。
妖精竜馬・ケルピー
6/18ディフェンダー
【手札発動】ターン開始時、自分の手札を1枚選び、破壊する。
【手札発動】自分の手札の妖精が破壊された時、ランダムな自分の妖精のアタッカーのパワーを1増やす。
フェアリーテイマー・タチアナ
0/6チャージャー
【召喚時発動】【チェイン:チェインを条件に持つ効果を持つ】相手の手札を1枚奪い、そのカードを破壊する。両者はカードを1枚引く。
【戦場発動】ターン終了時、これを山札の1番下に置く。
◇◇◇既存の種族の強化◇◇◇
・魔法剣士
魔法剣士・レイラ
4/8チャージャー
【召喚時発動】自分の手札の魔法剣士を1枚選び、パワーを2増やし、貫通を与える。
【手札発動】自分の魔法剣士の攻撃成功時、自分のSPを4増やす。
レイラは魔法剣士に道を切り拓く力を与えます。日頃からお世話になっているため彼女にやれと言われたらどんな命令だろうと誰も彼女には逆らえません。
・黒騎士
ナイトアサシン・ヴァネッサ
10/8アタッカー
【手札発動】自分がカードを戦場に出した時、戦場の両者のパワーが同じであればそれらを全て破壊し、これを戦場に出す。
【戦場発動】ターン終了時、自分の手札を1枚選ぶ。それが黒騎士であれば、それと入れ替え、そうでなければこれを破壊する。
ヴァネッサは機密保持のために動く暗殺者です。味方を犠牲にしてでも必ず任務を遂行します。
◇◇◇無種族◇◇◇
ライフルの名手・レイチェル
0/6チャージャー
【召喚時発動】相手の手札を1枚選び、そのコピーを自分のデッキの1番下に置く。
【戦場発動】ターン終了時、このカードを手札に戻す。
【手札発動】相手がカードを戦場に出した時、自分の山札の1番下と同名であれば、それを破壊し、このカードを凍結する。
レイチェルのライフルの腕は一級で、狙ったターゲットを確実に仕留めます。銃の銘柄や弾の口径にこだわりを持っています。
魔法学院生徒・ソニア
0/7チャージャー
【召喚時発動】相手の墓地の1番上のカードと同じ役割の相手の手札を全て凍結する。
ソニアは凍結魔法を専門に勉強している生徒です。魔力は十分、制御はまだまだ。
騎士少女・ララ
0/6チャージャー
【召喚時発動】全ての手札から1枚選び、ディフェンダーにする。
ララは戦うことを好まない心優しい少女です。幼いながらも主の身の安全を第一に考えています。
澱みし陰険
0/6チャージャー
【召喚時発動】【チェイン:特殊能力を持たない】相手の手札を1枚選ぶ。それと同じ役割の相手の手札を全て凍結する。
能力を持たずに生まれた者達の力への渇望、恨みが集まり、ソレに復讐の力を与えてしまいました。
八頭龍
8/8アタッカー
【召喚時発動】全ての手札からカードを1枚選ぶ。それのパワーが0でなければパワーを8にする。
8という数字の魔力は強大で聖剣士アストレアが存在した古来から8は神聖な数字と言われており、崇められています。その力の前では人間も魔物も等しく力を得ます。
四元龍
12/4
アタッカー
【手札発動】カードに状態異常が付与された時、このカードのパワーを2増やす。
4つの属性を持った龍の前ではあらゆる属性魔法であろうと吸収されます。
◇◇◇結び◇◇◇
新年初のアップデート、新年初の新種族追加となります!
大会の続報がないままお待たせして申し訳ありません。
公式大会についても着々と準備を進めていますので続報をお待ちください!
今年も同時ターン制カードゲーム、メソロギアの方楽しんでいただけると幸いです。